面接を成功に導くには、基本となるマナーを押さえておかなければならない。
まず第一に、時間厳守は基本中の基本だ。
面接の場に遅れて到着することは、相手に対して失礼な印象を与えるだけでなく、信用性も失ってしまう。
余裕を持って到着できるよう、事前にルートを確認し、交通状況も把握しておくのがベストだ。
ただ、到着が早すぎても、無礼にあたる場合がある。
そのため、基本として面接時間から10分前頃に受付に着く形を目指そう。
また、こまめな挨拶も面接マナーの一つといえる。
受付を済ませて、控室に通された後、職場の関係者と対面することがあれば、きちんと挨拶をしよう。
もちろん、入室時にも明るい笑顔で挨拶をするのが望ましい。
そして、面接が終わったとしても、油断は禁物だ。
退出時には再度挨拶をし、丁寧にお礼の言葉を伝えることを忘れずに。
会社に入って出るまでが面接であり、最後まで気を抜いてはいけない。
上記を徹底すれば、相手に好印象を残すことができるだろう。
以上のように、面接ではいかなるときも、人の目があることを頭に入れておこう。
人は緊張すると、何かを考える余裕がなくなり、物忘れやミスを頻発してしまいがちだ。
それは面接時においても同様であり、「やらかしてしまった…」と後悔する姿はよく見られる。
面接の後悔を回避したいなら、面接マナーの項目をメモしておくのが得策である。
面接前に活用できる、自分専用の身だしなみチェックシートを作成しておくのも、良い方法といえるだろう。